鉄道月報

[2003年12月号外]
特集:可部線のその後


今日は、可部線廃止のその後についてお送りします。
[2003年12月13日取材]

[可部線について]
可部線は、横川〜三段峡までの路線でしたが、
2003年11月31日をもって一部区間(可部〜三段峡)の営業が終了となりました。

[廃止後の路線について]

廃止後の路線に関してですが、線路は取り外されていないものの
随所に安全柵(駅、踏み切り周辺)や、立ち入り禁止の看板(トンネル、鉄橋)があります。

[可部線再生運動について]
地元の団体が、「大田川流域鉄道再生基金」を募っています。
可部線にまた列車が走ってほしいと思われる方はぜひ募金をしてください。
募金の募集期間は「2003年12月1日〜2004年5月31日まで」です。
詳しくは
こちらのチラシ(PDFファイル約230KB)
↑印刷される場合は用紙設定を「A4」または「B5」にされることをおすすめします。
公式ページ


[駅について]

駅舎、待合室はまだ残っています。
駅については、駅舎は、柵、扉等があり立ち入れません。
ただし、待合室のみしかない駅舎は、入れるところもあるようです。
ホームに関しては、容易に入ることができる駅、入ることが難しい、または入ることができない駅など
駅によってまちまちです。しかし、どの駅にも共通して言えることがあります。
それは、駅名標が取り外されていることとホームにある電話です。

*駅についての調査

写真も随時公開する予定です。リンクがある駅名をクリックしてください。
その駅の写真をご覧いただけます。

駅名 ホームへ入れるか その他のコメント
他の駅から考えると営業時と同じく簡単にホームや
待合室(といっても屋根だけですが)に入ることができます。
小河内 迂回をすれば可
ホームが駅舎と離れている関係上
迂回というよりもすぐに構内に入ることができます。
安野 迂回をすれば可
猫駅員はまだいました。
ホームには、「キハ58系」気動車がありました。
水内 迂回をすれば可
駅舎内の事務室を見るとまだまだ現役。
使われなくなった事務机等がありました。
無人駅になって年月が立っているのに
すぐにでも営業再開可能なような駅舎です。
坪野 迂回をすれば可
待合室のみの簡単な駅舎ですが、駅舎立ち入りは
できません。ホームに上がるのは多少難しい。
加計 迂回をすれば可
前来た時の印象と比べると、ただ、駅を閉めているだけ、
すぐにでも営業再開が可能といったような雰囲気です。
[駅には、スタフ閉塞の装置や、JRパンフレットやポスター
信号、などがありました。]
戸河内 迂回をすれば可
駅舎に関しては、ここもすぐにでも営業再開ができそうです。
ホームに入るのは多少困難です。
三段峡 迂回をすれば可
ここもすぐに営業再開が可能な気がします。
ホームへ入るには少し回り道が必要です。
駅舎内をのぞくとスタンプがまだありました。
私が行ったときには駅前のSLがあったのですが
その後なくなったということです。

*◎○×△の説明
*あくまで私個人の考えです。
黒く塗ってある星の分だけおすすめできます。

記号 説明 おすすめ度
営業時と同じ方法でホームに入ることができます。 ★★★
迂回などが必要ですが入るのは容易です。 ★★☆
遠くまで迂回などが必要または、道なき道を
迂回する必要がある、ホームに入るのが難しい
などです。
★☆☆
× 入ることが、できないまたは、危険等がありますので
おすすめできません。
☆☆☆

*駅、路線の訪問に関して
〜廃線、廃駅跡へ行かれる方へ〜
道なき道を進む場合もありますので動きやすい服装をおすすめします。
上のような時は、安全にも十分お気をつけください。
鉄道敷地内において備品などがある場合、
それを壊したり他の場所に持っていかないでください。
鉄橋、トンネル、高いところなどは歩かないことをおすすめします。安全柵があるので
入れないとは、思いますが危険です。


この情報は2003年12月12日現在の情報です。
最新情報、間違いなどのご報告は、当ページ内にある掲示板またはメールにてお願いします。

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